私は自分の脚で自転車を漕いで、旅をすることが大好きです!
自転車の旅というと、旅先まで自転車を必死に漕いでいる姿を想像される方も多いと思いますが、実際は交通機関をつかって自転車を目的地近傍まで運びます。
主に使う交通機関は列車、船、飛行機です。
交通機関を使って自転車を運ぶことを「輪行」(りんこう)と言います。
バッグに入れて自転車を運ぶため、小型で軽量な自転車が輪行には向いています。
私は約12kgの折りたた自転車をこのように輪行袋に入れて持ち運んでいます。
①列車
自転車は手荷物扱いになるので在来線では基本無料です。
新幹線で一定の大きさを超えるものについては専用の座席を予約するというルールができていますので以下を参考にして下さい。
持ち込める荷物│きっぷのルール:JRおでかけネット
自転車は大きな荷物でスペースもとるため、どうしても他のお客様のご迷惑になりがちです。
ポイントとしては混む時間帯を避けることです。
輪行は早朝や平日の比較的すいた時間帯に計画するといいと思います。
また列車は揺れることも多く、荷物が倒れるといった危険もありますので、マジックテープなどを使って、手すりなどに固定をすることが大切です。
近年のブームで自転車専用のサイクルトレインとうのいうのもありますので、そちらを利用してもいいと思います。
サイクルトレイン 一覧 - TABIRIN(たびりん)
②船
船は比較的に自転車を運びやすい交通機関です。
手荷物で船内に持ち込めば無料で運ぶことができますが、比較的安い値段でそのままの形で甲板に乗っけて運んでもらうことができます。
船によっては駐輪箇所や固定方法を細かく指示されることもありますので指示に従うことがポイントです。
夜行フェリーなどでは宿泊しながら移動もできるので、非常に重宝します。
③飛行機
飛行機でも自転車は手荷物扱いで運ぶことができます。
傷や破損等を心配される方も多いと思いますが、他の荷物とは別に丁寧に積み下ろしをしていただけるので、国内の航空会社であれば安心して預けることが出来ます。
海外への渡航は残念ながら新型コロナウィルスの影響でまだ実現していませんので、何とも言えません。
ポイントとしては、大きさと重量にあった手荷物のオプションを選択することが重要です。あとで追加料金が発生しないように注意しましょう。
大きさも重要で、規定の大きさを超えて積載は不可となります。
各航空会社に規定はこちらが参考になります。
自転車・スポーツ用品(国内線) | ご旅行の準備 [国内線] | ANA
自転車を預けられますか – Peach|よくある質問・お問い合わせ
輪行のポイントをいろいろ書きましたが、少し勇気をもって実際に行動してみることが大切です。
自転車の旅には
自転車でしか見つけることができない風景があります。
街の空気感を肌で感じることができます。
訪れた先々で人との出会いがあります。