たびなん

人生旅してなんぼ。略して【たびなん】

大阪湾防衛要塞島野営復活-友ヶ島「南垂水広場キャンプ場」-

和歌山加太に友ヶ島という島があります。

正確には群島で、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称となっています。(以下友ヶ島)

友ヶ島は明治維新を迎え、大阪湾を守る防衛要塞として整備されました。

今でも当時の施設が残存しており、その砲台跡などがラピュタの世界観を彷彿させることから、人気の観光のスポットにもなっています。

島には、南垂水広場キャンプ場があって、誰でも島キャンプを楽しむことができます。

キャンプ場は2020年11月を最後にコロナ禍ということで一旦閉鎖となって、この先いったいどうなることになるのか心配しておりましたが、このたび2023年5月に無事に再開となりました。

アクセスは和歌山市加太港から出航している友ケ島汽船を利用します。

車は港の駐車場に置いていくことができます。

tomogashimakisen.com

 2020年11月の訪れた際のキャンプサイトの写真です。

荷物は少な目で、小型のシングルテントを2張たてて、キャンプを行いました。

環境は静かでゆっくりと寝ることができました。

バイオトイレも併設されています。

キャンプ地は芝地になっており、直火は禁止ですが、焚火台を使うことはできます。

貝類は加太港で仕入れました。

島の西側にある第二砲台跡です。

風化が進んでおり、柵より中への立ち入りは禁止されていますが、海岸線が一望でき夕陽のスポットにもなっています。

偶然にもインスタで有名な武士が撮影に来られていました。

ポーズが決まっていてカッコイイですね。

沈む夕陽の美しさは感動です。

タイミングがよければ、綺麗なお月様が海面を照らし月明りで幻想的な島時間を満喫することもできます。

早起きして日の出を見るのもキャンプの醍醐味です。

夕陽、月明り、星空、日の出の4点セットはぜひ見てほしい。

第三砲台跡は友ケ島で一番人気がある場所です。

第二次世界大戦まで使用されていたそうです。

中の通路などに入って見学することができます。

ちなみに私のうしろ姿の写真ですが、右手に持っているのはカメラの三脚です。

映画の冒険シーンみたいになりました。

島の緑と茶レンガがラピュタの雰囲気を醸し出しています。

実際に訪れると国立公園に指定されていることもあって、自然や歴史的遺産が手つかずで残されています。野生動物もたくさんいて、こういった環境は大切に守っていかないといけないなと思います。

 

指定地にはなりますがキャンプが許可されている国立公園は貴重です。

今年からキャンプ再開となっていますので、気候のいい時期に訪れてみてはいかがでしょうか。おすすめは少し涼しくなる秋シーズンです。