たびなん

人生旅してなんぼ。略して【たびなん】

どこか懐かしい時代にタイムスリップした感覚になる喫茶店「サンスイ」のフルーツポンチ

和歌山県和歌山県紀の川市の国道24号沿いにある喫茶店「サンスイ」を訪問してきました。(訪問日:2023年7月)

 

今年の旅のテーマのひとつに、昭和時代の趣きを残した「レトロ喫茶」にたくさん行きたいというものがあります。

行きたい理由は自分の中では、はっきりとしていて、ファストフード店やチェーン店のカフェにマニュアル的なサービスに全く興味がなくなったからだと思います。

短時間で、手軽にどの店舗に行っても、同じものが出てきて、同じサービスが受けれるということは、メリットもある反面、画一的で面白みにかけるといったデメリットもあります。

今回訪れた和歌山の喫茶店「サンスイ」は、洋館風の白い建物に、少し派手な看板で、昔あったドライブインのような感じ。

食品サンプルのショーケース。

昭和の喫茶店には必ずあって、お店に入る前にどれにしようか迷ったものです。

一番人気メニューの「フルーツポンチ」700円を注文しました。

高い天井に豪華なシャンデリア。

ホテルのロビーのような空間で、ゆったりとくつろぐことができます。

オーナーさんのお店に対するこだわりが感じとれます。

店内にある大きな窓ガラスからは、豪華な日本庭園が観賞することができます。

これだけの石を組んで、池の中に錦鯉が泳いでる個人庭園は現在では非常に珍しいので多くの人に見ていただきたいと思います。この庭園を見るだけでも価値があります。

個人経営の喫茶店では、ファストフードとは違って、出てくるまでのワクワク感があると思います。

「まだかな~」

子供の頃、そんな思いでよく喫茶店のカウンターの方をチラチラ見ていたことを思い出します。

綺麗にカットされたリンゴがのったフルーツポンチ。他にもバナナ、メロン、ミカン、チェリー、黄桃など盛りだくさん。

よく見ると、ダブルのはめ込み式グラスでした。

ダブルウォールのグラスはよく見るけど、この手のグラスは初めて見ました。

どこか懐かしい時代にタイムスリップした感覚になる喫茶店「サンスイ」

店内の雰囲気、豪華な庭園、昔と変わらないメニュー。

現代のファストフードのような短時間、手軽さとは対照的に、ゆっくりと、長い時間を過ごせる空間が好きといった人にはお勧めです。