以前から気になっていたスズキのVストローム250。
インパクトのあるデザインが人気のアドベンチャーバイクである。
なんとなく乗りやすそうな感じはするが、実際に乗ってみると、どうなんだろう?
和歌山のエーゲ海とうたわれている【白崎海洋公園】までツーリングすることにした。
ツーリングは2022年1月10日の午前9時スタート。
車両はマイガレ倶楽部さんよりレンタル。
コースは下図のとおり、りんくうタウンを出発し、阪和道を南へ下り、
広川ICを出て、海に向かって走る。
高速道路でETCのトールバリアを通過するのは爽快である。
紀の川SAで一度体制を整えてから、再び本線へと戻る。
真冬ではあったが、この日は暖かく、サービスエリアのパンジーやビオラも輝いていた。
高速を降りて、由良に到着。
広川ICからは由良の港を経由し、あとは案内看板を見落とさないようにしながら、海沿いルートをたどる。天気の良い日に海沿いの道路を走るのは、バイクツーリングの醍醐味である。風を感じるとは、まさしくこの瞬間のことだ。
しばらく走ると、水面にそそり立つ穴の開いた大きな岩が見えてくる。
あとで調べると、立厳岩(たてごいわ)と言う名前で、穴からどこかの島が見えるらしい。
立厳岩から、白崎海洋公園まではすぐそこである。
白崎海洋公園に到着。
駐車場は広く、キャンプ場、道の駅も併設されている。
シーズンになるとすごい人だと思う。
昼食は、道の駅の中のレストランンでシラス丼をいただいた。
シラスの塩味と新鮮な生卵の甘味、梅の酸味がお醤油とミックスされて、おいしかった。
白崎の展望台からの景色は真っ白な石灰岩と海と空の青色のコンストラストで見事だった。 テンションが上がって思わずシャッターをきりまくる。
少しだけ砂浜もある。夏とか気持ち良さそう。
公園内にはバンガローやオートキャンプができる場所もある。
少し山に登ると、有田方面の海の景色を見ることができる。
場所は白崎青少年の家の入口前。穴場スポット。
風が少し出てきたので、湯浅にある温泉へと向かった。
湯浅城温泉。お城を形どった温泉施設でゆったりと殿様気分で温泉を楽しむことができた。お土産でみかんのポテチを購入。
こんな感じで無事にツーリングを終えることができた。
Vストロームは、夢のあるバイクだと思った。なんだろう?日本を一周したくなる。そんな気持ちにさせてくれるバイクだ。
アメリカンやスポーツバイクとは違い、行きたい所にどこまでも行けるといった安心感もあった。走りにはクセもなく、操作性も良かった。スピードを求めるバイクではないので、高速道路では時速80~90km位が丁度良かった。
もし、次にバイクを購入するとしたら、Vストロームは必ず候補にあげるだろう。
フルバニアを装備して、自然いっぱいの大地を旅してみたいものだ。