昨日このブログで純喫茶のことを記事にして、前に行った喫茶店をふたつほど思い出しました。そのひとつが長崎県長崎市油屋町にある「つる茶ん」です。
(訪問日:2021年3月)
長崎港は細長く鶴が羽を広げた形に似ていることから、鶴の港と昔から呼ばれているそうです。店名はその鶴の港の鶴から名づけたそうです。
創業は大正14年で長崎県最古の喫茶店と言われています。
多くの著名人や芸能関係の方も多く訪問されているようで、たくさんのサイン色紙が壁面に飾られていました。古い時代に描かれたと思われる油絵も飾ってありました。
注文は元祖長崎風ミルクセーキとしました。
長崎風のミルクセーキは飲み物ではなく、しゃりっとした甘い氷菓子。
お値段は訪問時で720円でした。
ネットで見つけた「つる茶ん」の昔のメニュー表。
たぶん50~60年位前のものだと思われます。
コーヒーが80円。ミルクセーキも80円と表記されています。
出典元:https://shimamukwansei.hatenablog.com/entry/20160124/1453626829
ミルクセーキにの頂上にはかわいいチェリーが乗っかっています。
味はシャキシャキの食感で、口のなか溶けるとで練乳バニラの濃い甘さがなめらかに広がっていくような感じがしました。
他にもトルコライスが有名で多くの観光客がこれを目当てに訪れるそうです。
ちなみにトルコライスとはピラフとスパゲッティとカツが融合した食べ物で、名前の由来は諸説あるそうですが、ピラフは中国、スパゲッティはイタリア、カツがその中間にある国ということでトルコとなったみたいです。
こういったことを後で調べたりするのも、旅の面白いところです。
次回に訪問した際には、どんな味かトルコライスを食べてみたいですね。